トップページ > 静岡才能人 > カービングアーティスト・丸太房“長谷川渉さん”
‐長谷川さんにとって、創作意欲の源はなんでしょうか。
子どもたちに木のぬくもりを感じて欲しい、直接、手で触れて感じて欲しいと思って創作しています。
チェーンソーアートでは鷲や熊など、わりとリアルなものが多いのですが、私の場合、デフォルメしたユーモアのあるデザインが特徴です。
また、手で触れて、温もりを感じるような表面仕上げになっています。
‐長谷川さんは小学校の総合学習にも協力されていますね。
地元の蒲小学校では、小学3年生を対象にした、わかば学習『大好き 蒲の町 蒲の名人に学ぼう』と題した活動がありまして、これまでに3回ほど講師をさせていただきました。
多くの子どもたちに木の良さを感じてもらいたいと思って、ヒノキ・クス・スギといった木の説明やチェーンソーによる実演をしています。
‐子どもたちの反応はいかがですか。
子どもたちからのお礼の手紙に「名人の技に感動」「物を作り出す快感」「最後まで努力する大切さを学ぶ事ができた」など、嬉しいメッセージをいただきましたが、私自身も子どもたちの真剣さ、作品に対する興味深さに触れることができて、とても感動しました。
‐最後に今後の活動について、お話ください。
とにかく、見て楽しめるもの、触って心が癒されるもの、より身近にあるものを今後も作っていきたいと思います。
それと同時に自分自身も楽しみながら作っていくことですね。売れ筋作品をたくさん作れば、たくさん売れるかもしれないけど、同じものをたくさん作ってもおもしろくないですから(笑)。
‐素敵なお話をありがとうございました。
カービング・アートギャラリー『丸太房』長谷川渉さんの展覧会などのお知らせをご覧いただけます。
カービング・アートギャラリー『丸太房』
http://marutanbo.hamazo.tv/