トップページ > 静岡才能人 > (株)エンジェルコスモ代表取締役・荒関洋子さん”
‐ まさしく荒関さんがそうですね 。
私も小さいころからずっと夢を描き続け、今なお描き続けています。
「教育が人間を創り、人間が未来を創る」その理念の元、教育に燃えていますね。
教育というのは、本当に壮大でやりがいのある素晴らしいものです。教えることとは、人に与えることによってそれらが、自分に全てかえってくることを実感しています。
「あの時、荒関先生にこんなことを言ってもらえたから、今こうしていられるなあ」と思ってもらえること。それが教師として一番嬉しいことですね。
あとは、私の教え子が親になって、その子どもが通っている「2代続く生徒」という嬉しい歴史も生まれています。親になった本人が本当に良かったと証明してくれているようで、教師冥利につきます。
‐ 荒関さんは、今の日本の教育についてどう思いますか?
現代の日本で学ぶ意味って何なんでしょうね。
日本は、教育制度が整った中で学ぶことができるにもかかわらず、青少年犯罪は増える一方です。いじめや虐待の問題もそうです。これら全て人間の心にできたひずみが、生み出しているものだと私は思います。
今、子供達はこのゆがみの中で苦しんでいます。大人も同じです。
私は、先ほども教育は幸せになるためのものだと言いましたが、もっと言うと「世界中の学びたくても学べない人のために学び、世界中の人の役に立つ人間になる」ためだと気づいたとき、真に学ぶ意味が変わってくると思います。日本はたくさんのことを学ぶことができる豊かな国なのですから。
‐ 今後の展望についてお聞かせください。
この32年で、直接4000人以上を指導してきて、わかったことがたくさんあります。
今、そのノウハウを全国に広げています。教え方はもちろんですが、幼児教育の大切さを理解してくださる方と一緒に、日本の子ども達を幸せにしたいと思っているんです。
そして今後は日本だけでなく、世界に発信したいと考えています。
‐世界ですか?
特に、言葉が出ないお子さん、障がいのあるお子さんの指導については急がないと間に合わないと思っています。
今、現代の環境によると言われる様々な障がいのある子どもが急激に増えています。
今まで私が指導してきた中に何名かの今でもすぐ思い出せる思い出のある障がいをもった子供さんが通われていました。障害を持っていようがいまいが一人ひとり真剣に指導してきて、言葉が出るようになっていったのです。それはまさに教育指導における一人ひとりにあった改善に他ならなかったわけであり、障がいを持った子こそ、とにかく少しでも進歩を見せていきたいという教育者魂がさせた技だったと思います。
ここ4年間はそれまでの28年間に得た指導ノウハウをまとめ、言葉がでなくて困っておられるお子さんのパパママ達のために研究をしてきました。その内容を翻訳して世界中の子ども達に届けたいと思っています。
‐貴重なお話をありがとうございました。
9月に荒関さんがフジテレビ「笑っていいとも」に熱血幼児教育者として出演される予定です。
荒関さんに関するサイトは以下でご覧いただけます。
MIRAIスクール
http://www.miraischool.jp/
幼児教室ネットワーク「エンジェルコスモ」
http://www.angelcosmo.net/
株式会社パスパル
http://passpal.co.jp/