トップページ > 静岡才能人 >(株)エンジェルコスモ代表取締役・荒関洋子さん
‐Q.幼児教室を運営するきっかけは?
私は小さい頃から幼稚園の先生や保育士になりたかったんです。だから今の仕事は天職なのかもしれませんね。
‐Q.では、幼稚園教諭や保育士さんになって、幼児教室の開校に至ったのですか?
いえ、違うんです。保育士・幼稚園教諭の免許は持っています。
しかし、若い頃の私は幼稚園教諭を目指して保育実習まではしたのですが、そこまでで…
というのも実習先で園長先生や保育士の皆さんが、私の考えた“イメージを湧かせる授業”を観て「腰をぬかして立てなくなった!」と言うほど絶賛してくれました。何だか制覇した気になってしまって、実際の試験を受けるのをやめてしまいました…親にものすごく怒られましたよ。若気の至りです。
それから、18才から21歳まで近所でたのまれた小中学生の家庭教師を多数掛け持ちして、22歳で当時最年少で大手学習塾の指導員になり、25000人の指導者の中でベスト5の生徒数を持つようになり、独立して32歳で個人塾を開きました。
‐すごいですね!
イメージを湧かせる教え方は、私が学習塾、英会話スクールを開いてからもずっと考えて、具現化し続けてきました。私の教育は認知する力を伸ばすと言うことです。 どの教科でも自分の頭の中にイメージができたとき、「分かる!」を体感、勉強なのに何ともいえない気持ちのよさを味わえるものです。 楽しく学び、「分かった!」が続けば、勉強は楽しいものですよ。
‐ そういったノウハウはどこから生まれているのですか?
実は私が小さい頃、家庭の事情で伯父の家で過ごしていました。
伯父夫婦がトランプやボードゲームで毎日一緒に遊んでくれまして…その影響で直感力や推理力が養われたのではないかと思います。
また、伯父はお店をやっていたのでそのお手伝いをしていたのですが、その中でグラムとお金の関係を身に付けたり、レジ打ちをしたりして、生活の中で色々学んでいたことも影響があると思います。
元々私は学校での教え方に、少なからず疑問を持っていた子供でした。特に算数では、文章問題でイメージを膨らませている間に、これはこうだからこう、と数式にのっとって進んでいるように感じていました。
そこで友達とよく遊んだ「学校ごっこ」では、先生役になったとき私なりのイメージをつけて生徒役の友達に説明していました。すると、みんな「学校もこういう風に教えてくれたらもっとわかるのに」と…。