記事の履歴

‐森ほたる以外にもキャンドルナイトも開催されていますね。

キャンドルナイトは、ローソクがいくつ並べることができるかという遊び心からはじまりました。
校庭を使用するため、学校関係者の方々への事前連絡はしましたが、それ以外は特に告知もしませんでしたね。でも、回を重ねる度に参加者が増えていきました。キャンドルナイトではエコハートといって、ecoのeとearth（地球）のeをシンメトリ状に合体させ、ハート（心）を表現したマークをテーマにしています。森町に限らず、最近は、東日本大震災の復興を祈願して各地でもキャンドルナイトが行われていますね。

‐お子さん、地域のみなさんの反応はいかがですか。

子どもに関して言えば、「祈り」や「想い」というほどの強い感情はありませんね。（笑）それでも、後から聞いた話では、周辺に住む皆さんが、家の中からローソクで描いたエコハートを眺めたり、サックスの演奏を聴いたり、それなりに楽しんでいただけたようです。それぞれの「想い」を込めたキャンドルナイトが全国的にもっと広がっていくといいですね。

‐亀澤さんにとって、森ほたるの魅力ってなんでしょう。

あかりを灯すことは、あかりだけではなく、人の心も灯すような、なんだか人としての原点ではないかなと思うようになりました。森ほたるの灯を見つめながら、それぞれ、思い思いのことを考えてくれれば、嬉しいですね。

‐森ほたるの未来について、お話ください。

今年は企業協賛の森ほたるを戸綿駅に展示するなど、新しいチャレンジも始まりますが、まずは10年継続することを目標にしています。「十年偉大なり。二十年おそるべし。三十年にして歴史なる。」という言葉がありますが、そのようになるといいですね。いまの子どもたちが大人になったときに、森ほたるがごく当たり前の慣習となっていてほしいと思います。

‐素敵なお話をありがとうございました。

前のページに戻る