トップページ > 静岡才能人 > おもちゃ病院WELIC・代表“岡田邦生さん”
‐まず、“おもちゃ病院”とは、何かお話いただけますか。
壊れたおもちゃを修理して、再び動くよう、おもちゃに生命を吹き込むところです。文字通り、おもちゃの治療をする病院ですね。
‐おもちゃ病院WELIC(ウエリク)発足の経緯をお聞かせください。
おもちゃ病院WELICは、2001年7月に浜松市西区の和地公民館行事の一環としてスタートしたのが始まりです。当時の発足人である矢田鷹司さん(故人)が工作教室を開いていましたが、浜松にはおもちゃ病院がないことを知って、仲間を集めて開院しました。その後、矢田さんの後を引き継いで、2008年10月から現体制で再スタートしました。
‐現体制になって、およそ2年ということですね。
ええ、私が一番古くからの会員でしたので、代表を務めさせていただくことになりました。始めた当初は、年に数回程度の開院でしたが、その後は月1回、第4日曜日に和地公民館での定例開催、2009年2月からは浜松市西部清掃工場内の「えこはま」で第2日曜日に定例開催が始まりました。
ほかにも年1回の浜松科学館の「おや!なぜ。横町」に参加し、他の公民館や中学校の行事、町の祭典などのイベントにも声を掛けていただけるようになり、年間25~28日開院しています。
‐WELICとはどんな意味があるのですか。
元々は和地公民館で始まった地域活動の総称として付けられた名称ですが、おもちゃ病院以外の活動では使われなくなり、現在に至っています。
頭文字の意味は以下の通りです。
W:Welfare(福祉)
E:Environment(環境)
L:Life(生活)
I:Information Technology(情報)
C:Community(地域)
‐どれくらいの数のおもちゃを何人くらいで治しているんですか。
年間300以上の件数を現在13名(2010/12/20現在)で診療しています。会員年齢層は高校1年生から70歳代までと幅が広いですね。
定例活動日は、毎月第2日曜日に浜松市西部清掃工場内えこはま、毎月第4日曜日に浜松市西区和地公民館で開院しています。その他、浜松市全域で依頼があればどこにでも伺います。